京北地下通路ペインティングプロジェクト 〜京北線の窓辺から〜Report Vol.6「京北の風景を描く」
京北地下通路ペインティングプロジェクト 〜京北線の窓辺から〜Report Vol.6「京北の風景を描く」
地下通路での壁画作業の3日目。 今回はいよいよ「京北の風景」の風景を地下通路の壁面に 描いていく段階となります。
まず、「もし京北に電車がはしった時、その窓辺からどんな風景が見えるのか?」 実際の風景を見て歩いてみたり、地図を見たりして、どこにどんな建物があって どんな風景が広がっているのかをみんなで共有していきます。 今回の京北線の窓辺には、実際に京北にある建物などが描かれていくことになります。 そして、そこから出てきた風景のキーワードをもとに紙に下絵を描いていきます。
下絵が完成すると、いよいよ地下通路への壁画作業に入ります。 ポンポンや型紙を使い、試行錯誤しながら少しずつ「京北の風景」が 立ち現れてくるのが、見ていてワクワクする光景でした。
次回はいよいよ地下通路の作業最終日。 壁画の完成へ向けてラストスパートとなります。 まだまだ続く奮闘のレポートをお楽しみに!
(作業日:10/4)
みんなで地図を見ながらどこに何があったか、
少しずつ「京北の風景」を思い描いていきます。
何を描くのかをイメージ出来たら、紙に下絵を描いていきます。
いよいよ地下通路へ!
まずは下絵の上から、木や建物など、風景の要素をチョークで下書きします。
下書きが完成すると、その上に色をつけていきます。ポンポンを使って、
たたきつけるように、押し付けるように色を塗っていきます。
型紙を使って三角のとがった形をつくってみます。
三角が並んでいくと、なんだか面白い風景が構成されていきます。
春の季節の窓。桜が描かれています。
ポンポンも使い慣れてくると表情豊かな細やかな表現になり、
壁面のでこぼこした凹凸も絵に深みを持たせてくれるようです。
使用した型紙のまわりに緑の色がついて、木のようにもみえます。
型紙は単純な形だけでなく、こんなにおもしろい形のものも。
これは中学生、高校生のみんなが京北をイメージしてつくった型紙です。
それぞれの窓(壁画)ごとに四季が描かれ、色の使い方もこだわっています。
作業に集中しだすとみんなの目つきがかわります。
本日の作業終わり。かなり風景の細部が見えてきて、
地下通路に、すっと京北の風が吹き抜けたようでした。
「京北地下通路ペインティングプロジェクト〜京北線の窓辺から〜」
主催:京北商工会 女性部、KKB48
協力:北桑田高校、周山中学校、地域のみなさん
企画協力・運営:NPO法人ANEWAL Gallery
京北へのアクセス(道の駅ウッディー京北HPより)
http://fuw.jp/index.html