今年も大盛況の京都府庁旧本館春の一般公開-ECHOTOUR'10、
使用されているこのロゴはたくさんの人が気軽に足を運べるように、ポップで明るく、親しみやすさを持たせられるようにと制作しました。
ECHO TOURは、場所とアートと人とが反響しあうイベントです。
その反響から広がる波紋は、参加者の心の中に言葉にできない何かをじんわりと浮かび上がらせます。それはまるで波紋のように広がって、気がついたらほかの波紋とひとつになり、そして、周りのものを巻き込んでどんどん深く大きくなっていくのです。
イベントを通じて心の中に浮かび上がる「何か」は人それぞれ。でも、じんわりとしたその瞬間、そこにあるすべてと反響しあっているのではないでしょうか。このロゴは、そんな思いのなかから生まれました。
今日は、雨が降ったり、やんだり、の繰り返し。
でも青空を拝めてうれしかったですw
桜も八分咲き!明日は満開な予感!
平日にもかかわらず今日はたくさんの来場者の方々に訪れていただきました!
ありがとうございます。
明日はECHO TOUR2010も中盤にさしかかりアーティスト達によるパフォーマンスが行われます。
右下にいるマユマロ君もかけつけて下さいます。
明日の参加アーティストはECHO TOURホームページからご確認下さい!
明日からはスタッフも総動員でお出迎えいたします。
来場されるみなさんは是非ともお楽しみ下さい〜ww
それから、ECHOTOUR新企画「旧本館のここがいい」も明日から始動いたします。
企画内容は会場で確かめて下さいね。
ついに開催を迎えることになったECHO TOUR2010。
今年のアーティストによる作品の説明会。
それぞれが旧本館を、桜と共に旧本館を色付けて頂きました。
その様子を一部始終お届けします。
旧本館内を大勢のアーティストとギャラリーで埋め尽くします。
外はあいにくの雨。
野外展示では京都彫刻家協会の方々が腕をふるって来場者をお出迎えしてくれます。
心躍る外観風景です。
早く天気も晴れたらいいな。
初対面のアーティストも刺激を受け合っている様子。
布団?
もしも府庁で生活するならベットじゃなく布団ですよねw
近くで観察すると細やかです。
どのような技法を使ったのか気になりました。
みなさん真剣です。
今回はまだまだほんの一部です。
これから2週間、アーティスト達の作品やパフォーマンスの様子、その他にもECHO TOUR2010での盛りだくさんの企画を続々とお届け致します。
次回は、ECHO TOUR2010の中を巡る企画をお届け致します。
乞うご期待!
・ECHOTOURについて詳しくはECHOTOUR公式サイトをご覧下さい。
23日よりECHO TOUR2010がとうとう始まりました!
これから13日間、どんなことが起こるか楽しみです。
ECHOTOURについて詳しくはECHOTOUR公式サイトをご覧下さい。
ECHO TOUR2010の開催によせて、いくつか思うところもあり、
そういった思いも少しずつ載せていければと考えています。
京都府庁旧本館を設計、そして建設の執行までたずさわった人「松室重光」
その人は若干20代にして京都府からの依頼を受け松室重光は、西洋の様式を取り入れた最先端の感性の中にも日本特有の装飾を融合させ、今だかつてない豪華絢爛な庁舎を誕生させた。
この松室重光という人は、どんな思いで、どんな気持ちでこの場所と向き合ったのか?
今自分がこの場所に立ち、その思いに身をはせると、あらためてそのエネルギーを感じずにはいられない。
この場所にはみなぎる情熱と若いエネルギーが凝縮されている。
そして今、僕たちができること。
この場所を通して伝えられること。
いろんなこれからの可能性、とか。
この場所にぶつけていく。
僕たちが感じる今の「気持ち」「情熱」「エネルギー」を。
ECHO TOUR'10への出演が決まっている谷内一光くんの絵の具舞踏を見に行きました。
みなさんは「絵の具舞踏」というとどういったイメージを持つでしょうか?
一光くんのパフォーマンスは絵の具と自分の魂と、それを取り囲む空間すべてを
巻き込んだ「叫び」みたいに私は思えます。
それは場所や取り囲む人々によってどんどん形を変え、表現している間、一光くんは何かに
導かれるように、取り憑かれているように絵の具と戯れ合います。
それはその場の空気や人と語り合っているようにも見えます。
これは「コトバ」ではとても伝えられないもので、実際に生で見た人にしか体感できないものです。
ECHO TOURでは京都府庁旧本館と響き合う「絵の具舞踏」が見れるのがとても楽しみです。
谷内一光のパフォーマンスは3月27日(土)15時開始予定です。お楽しみに!!
今春、第2回目となるECHO TOUR 2010の開催が決定しました!ECHO TOURとは、京都府庁旧本館という歴史建造物を舞台に、京都を中心に活躍するアーティスト(パフォーマンス、ミュージシャン、造形作家などジャンルを問わず)が、その場所と反響するように表現するというかつてないスペクタクルなイベントです。2009年の開催では約1万5千人の来場者を集客、そのたくさんの反響により今年度も開催の運びとなりました。
場所:京都府庁旧本館
日時:2010年3月23日(火)〜4月4日(日)平日9時〜17時 27日(土)28(日)9時〜19時
※全日程にわたり展示あり。土日にかけてはパフォーマンスが入る。
参加アーティスト:小川剛(マンガ)、奥田耕司(彫刻)、黒川徹(彫刻)、酒井稚恵(ニードルワーク)谷口正博+林ケイタ+呉鴻(映像)、 なおコロ(写真・立体)、前川多仁(染織)、宮原勇作(絵画)、 884mm(Illustration)松井省悟(空中ループ)、子供鉅人、今貂子+倚羅座、長谷川健一、Nabowa、吉田省念と三日月スープ、
主催:京都府、府庁旧本館利活用応援ネット
協力:ECHO TOUR振興委員会(ANEWAL Gallery、STUDIO SOARING BIRDS)京都彫刻家協会
告知とともに、ECHO TOUR09の映像を公開します。
3月23日から29日までの1週間を通して開催してきた「ECHO TOUR09」も、あっという間に終演の時を迎えることとなりました。会期中は、本当にたくさんの人達に足を運んでいただき、盛り上げていただき、日を増すごとにイベント自体も進化していくのを感じました。また、アーティストのすばらしい作品やパフォーマンスが桜満開の京都府庁旧本館に反響し、スタッフや来場者のみなさんも共にその場所で反響し合っているのを強く感じました。
京都府庁旧本館、今回はこの場所がすべての始まりでした。そしてこの場所を通してたくさんの様々な分野の人が集い、意志を共有し、こんなにもすばらしい「空間」を作り上げることが出来ました。場所が持つ”力”と、その場所に人が関わることで起こる大きな”流れ”はすごいエネルギーを持っています。この京都というすばらしい場所で、そんな”流れ”をもっと起こしていければもっともっといろんなものがおもしろくなっていきそうな気がしました。
最後に、今回のECHO TOUR09に携わってくれたスタッフ、府庁職員方、アーティストのみなさん、来場者のみなさん、その他大勢の人に、心から感謝の言葉を伝えたいです。「ありがとうございました!そして、また来年も会いましょう!」
"Wa-On"振興委員会 重本
29日のハイライト
子供鉅人
旧本館の正庁での公演のために新しい脚本を書き下ろしてくれた子供鉅人。
不思議な世界観でお客を引こ込み笑いを誘う。
是非また旧本館でやって欲しいです。
今貂子+綺羅座
桜の木の下で、春の太陽の下で舞踊る姿は今貂子+綺羅座の舞台のために準備したようで、
旧本館の中庭の一つの物語がとても面白く観客を魅了していました。
春風がとても気持ちよく感じました。
Nabowa
ECHO TOUR 09 最後の締めくくりはNabowaのみなさんでした。
桜の木の下にみんなで集まり
観客もスタッフもみんなで音楽に揺れながら一つになり心地よい気分になりました。
これで最後というのは少し寂しく、でもNabowaの曲はそれを癒してくれ感じがしました。
今回のイベントはいろんな人の助け合いがあり出来上がったイベントです。
アーティストの方、府庁の方もスタッフも本当に感謝しています。
モリシマ
無事28日終了しました。
ライブやパフォーマンスに来てくれた方ありがとうございます。
昨日のイベントの様子です。
まずは小松正史さん。
中庭に響くピアノが旧本館に響きわたりみんなの心ろをなごませてくれました。
空中ループ
まさに名前に見合った演奏。いろんな年代の方が見に来て盛り上げてもらいました。
褻毛家.!!!
嵐のように舞踊り、お客を震撼させてくれました。
完成作品もすばらしい!!!
吉田省念と三日月スープ
旧本館内を演奏しながら巡ってもらいました。
最後に来場者及び、スタッフもろもろ演奏に心をうばわれ
28日を〆ていただきました。
いよいよ29日は最終日。
とても楽しみな一日になりそうです。
4日目も無事終了です。
今日はエコーツアーで行っていることを紹介します。
まずはエコーツアーってアーティスト展示の他に何をしているのかな?
京都府庁の中を巡っていると。このようなパネルが目に入ってきます。
このパネルには旧本館の建物のヒミツなどが隠されている。キーポイントです。
もし来られた方はチェックです。
花を見ながら少しお茶でもどうぞ。(クッキーあります!)
エコーツアー、アーティストのグッズも販売しております。
初日はまだ販売する品が少なかったのですが。
日が変わるごとにアーティストグッズが増えていきます。
今回参加されている作家やアーティストは18組
いろんな物が売られています。
(上記写真はほんの一部。)
それと今回の春の一般公開は例年と違い28日、29日に限り夜は中庭の桜にライトアップも行います。
府庁で初めて桜のライトアップを行います。
今回はなんと桜の下で今貂子さんの舞踏や中庭のステージでは個性あふれる音楽アーティストのライブなどが行われます。
参加アーティストが気になる方は24日のブログを見て下さい。
二階に上がるとかわいいのがお出迎え。
3日目が終了しました。
桜がますます活気づいています。
今週は府庁は花見日和です。
カメラをお持ちの方が大勢きていました。
中庭で食べるお弁当がおいしかったです。
今日は18:45から長谷川健一さんの正庁でのライブ!!
感動してCDを買ってしまいました!
ECHO TOUR09もいよいよ中盤戦突入です。
28日、29日にも個性あふれるアーティストの方々が府庁でパフォーマンスをしてくれます。まだ来られていない方、一度来られた方是非府庁へ足を運んで下さい。
もちろん
無料です。
ツアーマップを片手に回って。
ツアーマップを片手に回って。
この窓は旧本館のどの窓でしょう。
探して見つけて下さい。
モリシマ
今日からECHO TOUR09がスタートです。
エコーツアースタッフ、アーティストのみなさん。お疲れ様です!!
無事に開催までたどりつきました!
初日にもかかわらずたくさんの来場者が来てくれました。
ありがとうございます。
中庭の桜が咲き始めました。
スタッフ及び、アーティストとのエコーツアー!
是非みなさまもツアーに参加下さい。
モリシマ
旧本館ツアーガイドその3は、旧本館内に差し込む「光」について。
旧本館は中庭を包むロの字型の建造物、そのため光の差し込みかたも独特です。
廊下を歩いていると、ふと目の前に光が差し込む。その光は手漉きガラスを通して
ゆらぐような影へと変わってゆく。その光によって季節や温度、空気、すべてを
五感として感じれるような気さえしてきます。
また、朝から昼、そして夜へと移り変わる時間は、旧本館に差し込む「光」に
よって感じることが出来ます。昼から夜へと移行するにつれ、旧本館もその姿を
変えるのです。ECHO TOUR09期間中は、朝から夜まで旧本館の姿を十分に楽しんで
いただけます。「光」という部分に注目してみるのもポイントの一つかも。
重本
ECHO TOUR開催に向けて、出展するアーティストが展示を始めました。
ついに旧本館の空間にアーティスト達の息吹が吹き込まれます。
何に使うのか。奥には暖炉が。
展示作品の一部 部屋の雰囲気に合っている
まだまだ作業は続く・・・・
今回は旧本館にある『シャンデリア』
発見したのは2箇所のシャンデリア。
一つは旧本館の中でも特別な場所である「正庁」にあるシャンデリア
まさにゴージャスで、その装飾には随所にアカンサスの草花があしらわれています。
二つ目には、旧知事室にあるシャンデリア。
これはつい最近設置されたもので、ただゴージャスなのではなく、
部屋の空気感に合わせ、旧本館の全盛期の写真をもとにより正確に
再現されたものです。
正庁 シャンデリア
旧知事室 シャンデリア
ECHO TOUR09
テーマとなってくる単語です。
『反響』
『巡る』
『つながる』
『未来』
『予感』
5つのテーマ。
5つの思いをこのイベントには込めています。
どれも大切な言葉で、どれも大きなテーマです。
どれも一人では出来ないことです。
このどれもが互いに影響し合い、循環していく、
そのためには『場所』がとても重要になってきます。
京都府庁旧本館。
私自身20数年生きてきて今の今まで知ることのなかった場所。
でも、今この場所で何かが生まれようとし、何かが繋がって
いきそうな予感を感じます。
"Wa-On"振興委員会 重本
今、世界中で文化遺産を守り、未来の世代へ残していくような一つの”流れ”が起きつつあります。それは、私たちが残してきたすばらしい奇跡を後世に受け継ぐことでもあります。そんな中、日本ではその流れに逆行するかのように、文化よりもまず目先の経済優先、自分たちだけの生活を重視していく。それもまた一つの”流れ”があるのではないかと感じます。文化遺産どうこうよりも、まず自分たちの生活の『豊かさ』を守るのが先だ!ということ。でも、本当に私たちにとって重要なことって何なのでしょう?もう一度思い返さないといけないのは、私たちは過去の遺産の上に成り立っているということ、そして私たちの生活の中で、どれだけ「文化」や「芸術」が重要な要素を持ったものであるか、です。今、この世代を生きる私たちには、過去から受け継いだ「文化」を未来へリレーしていく義務があります。そして、「文化」を近くに感じられれば、今、ここにある生活ももうちょっと『豊か』に感じられるのでは?と、思うのです。
たわごとのようですが、自分自身が京都府庁旧本館という場所を初めて知り、そこで素直に感じたことです。
"Wa-On"振興委員会 重本
旧本館を正面から見た立面図
旧本館を真上から見た図面
旧本館の魅力はなんと言ってもルネサンス様式の建築物という西洋の様式を守りながら内装には日本建築らしい要素も随所に散りばめられている点があげられる。(これは是非とも本館に足を運んで見ていただきたい)そして、ロの字型になった回廊(上の図面)は、巡り歩くほどになんとも不思議な発見と感覚を味わわせてくれる。こんな場所は日本全国でもなかなかないだろう。ロの字型の回廊を歩いていると、その廊下に沿った窓から旧本館の中庭を見ることが出来る。もちろんロの字型のため180°から見ることが出来る。それだけでなく、その窓自体が「手漉きガラス」といって分厚くて、手漉き独特の気泡の入ったガラスのため、その窓ガラスがゆらぎを帯びて、外の景色がいろんな表情に見えてくるのだ。さらに日中光りがそのガラスに差し込むと、廊下にはゆらゆらと波のように光かがやく影が映し出される。これは一見の価値がある。ECHO TOUR期間中である時期としては、やはり桜の開花が一番楽しみである。旧本館の廊下からゆらぐ桜の木を眺める、それもひとつの楽しみ方かもしれない。
"Wa-On振興委員会" 重本
一足先に、満開の桜。旧本館中庭の桜は、昭和初期に円山公園の初代枝垂れ桜の実生木を植えたものらしいです。ECHO TOURの期間中にもこんな桜の姿が見れることを祈りつつ、来週に幕開けをするイベントの準備を着々と進めていきます。
現在ECHO TOURグッズを制作しております。まずはバッジ。
バンダイの「Canバッチgood Super!」はお家で簡単に
缶バッジが作れる高性能なおもちゃ。これにチャレンジしてみたものの、
現在12個つくって成功したのはたった2つ・・・
これはもはやおもちゃじゃなくて何だ!と思わずバンダイに問い合わせようかと
してしまうダメっぷり。
なんとかこいつを手なずけて使いこなしてやる。とまた缶バッジ作ってます。
他にもいろいろやることあるのにね。
成功したバッジたち
ある日の会議。ANEWAL Galleryはギャラリーであり、様々なプロジェクトの事務所であり、仕事場であり、そして家でもあります。ここに集まるスタッフはそれぞれやっていることも職業もばらばら、でもここに集まると家族のように賑やかです。時には忙しなく、時にはゆったりと、ここにはいろんな時間が流れ、いろんな人が同じ時間と同じ思いを共有しています。写真はある会議の日、時間も遅く、晩ご飯をコタツの上で食べながらみんなはまだ作業に没頭しています。
"Wa-On"振興委員会は今回の京都府庁旧本館での企画団体としてここに誕生した有志の団体です。メンバーは学生、デザイナー、建築家、などなど様々、ANEWAL Galleryを拠点としてECHO TOUR09開催に向けて奮闘しています。とにかく京都という町、場所でおもしろいことをやりたい。それをみんなと共有し、「反響」させていきたい、そんな思いです。ECHO TOUR09では、パフォーマンスをするアーティストも、京都府庁で働く職員さんも、来場したみなさんも、もちろんスタッフもみんなが京都府庁旧本館で何らかの思いを抱いて何かを感じていけるようなイベントにしたいと思っています。みなさん京都府庁にお越しあれ。
京都府庁旧本館は京都府京都市上京区にあるルネサンス様式の建築物。京都府の技師を務めた松室重光の設計により、1904年(明治37年)竣工。かつては京都府庁舎本館として使用された。国の重要文化財でありながら、現在も執務室や会議室として使用しており、創建時の姿をとどめる現役の官公庁建物としては日本最古のものとなっている。