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「場所と人」ECHO TOURダイアリーvol.3

「そこで働いている時には思わなかったが、一歩引いて見てみると、改めてすばらしい建物だと実感した」これは、実際に現在も京都府庁で働いている職員の方の声です。私たち"Wa-On振興委員会は、ECHO TOURを企画する以前に、京都府庁で働いている方々が「京都府庁旧本館」についてどう感じているのか?ということをヒアリングしました。

いろんな意見や感想をいただきましたが、私は文頭の言葉に強く惹かれました。現在、国の重要文化財と指定されながらも現役で会議室や職務室として使用されている、全国でも類を見ない場所、京都府庁旧本館。そこで働く職員の方はその場所を「職場」として使い、「職場」として意識していたのかもしれません。しかし、私たちのような外部の人間がこの場所へ初めて来ると、「えっ?!こんな場所が京都にあったの?」といった風に感動する。

旧本館は本当にすばらしい建物です。

そしてこの場所は現在進行形でつねに動いている、進化している。
それはそこに「人」がいるからだと思います。
そこで働く職員の方々がいて、さらにその周りを取り囲む市民がいる。
私は思います。この旧本館という場所にもっと多くの人、いろいろな人が訪れ、
もっといろんなそれぞれの「旧本館」を発見できればおもしろいだろうな、と。

それは職員の方が改めて知った旧本館の姿のように、いろんな形をもったものだと思います。


重本

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