今年も大盛況の京都府庁旧本館春の一般公開-ECHOTOUR'10、
使用されているこのロゴはたくさんの人が気軽に足を運べるように、ポップで明るく、親しみやすさを持たせられるようにと制作しました。
ECHO TOURは、場所とアートと人とが反響しあうイベントです。
その反響から広がる波紋は、参加者の心の中に言葉にできない何かをじんわりと浮かび上がらせます。それはまるで波紋のように広がって、気がついたらほかの波紋とひとつになり、そして、周りのものを巻き込んでどんどん深く大きくなっていくのです。
イベントを通じて心の中に浮かび上がる「何か」は人それぞれ。でも、じんわりとしたその瞬間、そこにあるすべてと反響しあっているのではないでしょうか。このロゴは、そんな思いのなかから生まれました。
おまたせしました！
ECHO TOUR'10のリーフレットが完成しました。
今年の表紙は旧本館の中庭に咲きみだれる桜をイメージし、
アーティストの表現と旧本館の魅力がつまったデザインに
なっています。
地域イベント「登校日和」の為に制作したイメージキャラクター、「にしきんくん」をご紹介します。
会場となった元西陣小学校には、勤勉の象徴とされる二宮金次郎像がありました。また、以前の西陣地域は陸上競技が盛んで、「陸上の西陣」と呼ばれたこともあったとか。
一般的な西陣織のイメージも含めて「学・遊・美」というキーワードから地域の記憶と、明るく快活な姿を具現化したのが、「にしきんくん」です。
イベント当日は、今は使われていない小学校に元気に走り回るこどもたちがたくさん訪れてくれました。その姿はまさに、スニーカーを履いて楽しげに走るにしきんくんそのものでした。
前回のロゴに引き続き「楽町楽家」からポスターをご紹介。
初年度の楽町楽家のポスターもANEWAL Galleryでデザイン・制作させていただきました。
まだどんなイベントになるのか分からない中での制作は、そのイメージの具体化であるデザイン作業は苦労した覚えがあります。
ただ私たちの中で共通認識としてイメージは「写真」ではなく「イラスト」だよね！というのが初期の段階であったので進行自体はスムーズでした。
やはり制作物自体は時間の経過と共に色褪せることが多いですが、その時の苦労や思いというのはなかなか褪せないものですね。
いまや京都、いえ日本を代表する町家イベントの一つに成長した京町家ネット主催の「楽町楽家」。その初期の企画立案・立ち上げ段階から参加したANEWAL Galleryでは、いつものイベントの企画に加え、そのデザイン物全般を制作させていただきました。
今回ご紹介するのは「楽町楽家」のロゴ、回を重ねても使って戴いているのはとても嬉しいですね。
