それぞれの作品は旧本館という建物の構造や良さをうまく生かした展示をされていて、作品からも良いオーラが放たれています。

まず一人目、マンガを描かれている 小川 剛 さんの作品です。

正庁の前辺りの壁全面につられているたくさんの人のイラスト。これはなんと、すべて似顔絵です！

小川さんの知り合いから街でたまたますれ違った人などがモデルとなっています。じっくりその人を見ながらスケッチするというよりは、パっと見て記憶した印象から描き出しているそうです。すごく勢いのある生き生きとした線を感じられました。

正面の窓から桜ををみんなで眺めているような展示となっています。

2人目は、絵画作品を描かれている 宮原 勇作 さんの作品。

牛の革に油絵で描かれた作品です。

向かって左側2つは大人の牛の革で、奥の1つは子供の牛の革を使っています。
作品は触ることも可能なので、是非触って感触の違いを感じてみて下さい。

この作品のマウスパッドも販売しています。

そして3人目、ニードルワークをされている 酒井 稚恵 の作品。

既成のストライプ柄の布を寄せ合わせていくことで、新しい模様を作り出しています。
一枚の布からいろんなパターンが生まれているおもしろさを感じます。一つ一つの折り目が丁寧に作られていて、近くでじーっと見てしまいます。