ECHO TOUR 28日パフォーマンス 後半
ECHO TOURパフォーマンス最終日も、
いよいよ中盤にさしかかります。
中庭では立て続けにライブが続きます。
インストゥルメンタルバンド「Nabowa」の登場!!
こちらも去年から2度目の旧本館での演奏となるNabowaは、
まさに旧本館とベストマッチしているバンドと言えるでしょう。
バイオリンやギター、ドラムなどから繰り広げられる音楽は
その場の空間や空気感まで包み込んでいき、みんなを心地よい
気持ちにさせてくれます。
ライブが始まる前に少し降りかけていた雨が
嘘のように晴れ、太陽の光も射し込んできました。
パフォーマンスも残りはあとわずか。終盤戦にさしかかります。
次に2階「正庁」では、「吉田省念と三日月スープ」の
2度目のライブが始まります。
部屋から溢れ出るほどのお客さんを前に、ボーカル吉田省念のエネルギーが爆発!
出だしからノリのいい曲調にお客さんも思わず手拍子で乗っていきます。
トランペットのファンファンが、お客さんの間を演奏しながら走り抜けると、
思わず会場からは歓声と拍手が。
完全にその空間を取り込んだすばらしいライブに、
演奏終了後もアンコールが鳴り止みませんでした。
「吉田省念と三日月スープ」のライブ熱が冷めやらぬ中、
続いて正庁では「子供鉅人」の演劇が開演!!
あるはずのなかった「扉」をめぐる話から、
どんどん物語が展開していき、
ところどころに散りばめられる「笑い」と「感動」の
シーンに息をのむ暇もなく話は急展開していきます。
これは大魔王が出てきたシーン。
劇団員一人一人のちょっとした仕草や言葉がすごくおもしろくて、
みんなテレビゲームをするような目で必死になって見入ってます。
そして最後はあっと驚く「感動的」なシーンに、
会場からは拍手喝采の嵐が起きました。
と、ここまできたところでアクシデントが。
外の天気が怪しくなり、あっという間に雨が・・・
この後「中庭」で行うはずだった「Nabowa」のライブをする場所が
事実上なくなってしまう事態に陥ってしまいました。
時間も迫る中、スタッフやアーティストとの話し合いで
現在展示をしている旧本館西南角の部屋を急遽ライブスペースに
変身させることに決定!
やるしかない勢いのまま「Nabowa」の
一夜限りのスペシャルライブがはじまりました。
暗闇の中から浮かび上がる「貴賓室」と呼ばれる豪華な部屋の装飾と、
今やライブハウスと化した空間。
Nabowaの爆音が廊下まで響き渡り、取り囲むみんなは
思わず踊り出します。
アンコールによる演奏を終えた後のNabowaのみなさん。
この表情が物語っているのは、すべてを出し終えた充実感と
旧本館でみんなが反響し合い、一つになった「感動」でした。
これが28日パフォーマンスのフィナーレ。
来週からはECHO TOURの後半がはじまります!
とりあえずひと区切り。
27日、28日に出演してくださった
パフォーマンスアーティストのみなさん、
本当にお疲れさまでした。
そして「感動」をありがとうございました!