日本まちくさの旅ー四国編ー報告会レポート
7月19日、2013年の4月より「日本まちくさの旅」に出ているまちくさ博士こと
重本晋平さんによる第二回日本まちくさの旅報告会がありました。今回は四国編です。
会場となるアニュアルギャラリーには、開始前から続々と人が集まってきました。
中には遠方からわざわざかけつけ、博士と3年ぶりの再会を果たした人も。
19時から報告会がスタート。
今回はトーク進行としてアルフェテ工作室のやぎともひろさんと博士の対話形式です。
【博士が四国で見つけたまちくさ】
「うみへび」(命名:まちくさ博士)photo at徳島
バックの青があるからうみへび。
もしこれが青じゃなかったら普通のへびだったのかもしれない…。
周りのポコポコ感も海っぽくて良い。
「秘密のドア」(命名:まちくさ博士)photo at 高知
こちらのまちくさは、手前の標識とのコラボ。
左奥の秘密のドアのようなまちくさに女の子と男の子が入っていこうとしている。
少しメルヘンチックなまちくさ。
「猫の手」(命名:まちくさ博士)photo at 愛媛
まるで壁の向こうからにゅるっと出た手がボールで遊んでいるよう。
胴体が見えないところにロマンを感じる。
「反省会」(命名:まちくさ博士)photo at 香川
まるでおさるが向こうを向いて「反省」のポーズをしているようなまちくさ。
はじめ、なぜこういう名前か分からなったが、説明があるともうそれにしか見えなくなってきました。
報告会の後は親睦会を兼ねて、参加者がまちくさに名前をつける
「まちくさN(ネーミング)-1グランプリ」が開催されました。
博士が四国で見つけてきたまちくさに、みんなで名付けていきます。
親睦会にだされた手作りパウンドケーキ。
お遍路さんもあることから、よそものに対して優しいといわれる四国。
博士も、今回の旅でたくさんの出会いがあったようです。
ここにしかない出会い。ここにしかないまちくさ。
一つ一つの出会いに感謝し、旅を続ける博士の姿が印象的でした。
実は来月四国へ旅行に行く筆者も、どんな出会いがあるのか今からワクワクしています。
文・木村実里
1985年生まれ京都出身。 2007年、町に生える雑草に自ら名前をつけて分類する「まちくさ」を考案、 図鑑と絵本を制作する。また、子ども達との路上探検ワークショップ 「まちくさめぐり」のプロジェクトも開始。自らまちくさ博士となり小学校や 施設をまわる。また、精力的に展覧会なども開催し、日々まちくさの新たな 可能性を探っている。
まちくさ公式ホームページ